腸活に取り組むというか、腸を気遣うということは、心にも身体にもプラスの影響…一言でいうと、心身共に健康になります。
とはいえ、心にも身体にもっていうのは、ほかの手技療法でも発信されている事なので、このブログではもっと深堀して「なんで腸から心も体も、なのか」を言語化してみようと思います。
その前に・・・
私は怒ったり、悲しんだりすることも決して悪い事ではないと思っています。怒りの感情がわくときって、その人なりの正義感が浮き彫りになると思っているんですね(時と場合によるし、歪んだ正義は悪に転じちゃうけど)。
怒りや悲しみといった負の感情がわいたときは、自分の望みに気づくチャンスなんです。あぁ、私はこうしてほしかったんだな、こんなふうに言ってほしかったんだなといった感じで。
なので、ニセモノのポジティブに惑わされないで、喜怒哀楽を感じることは人間らしくていいなと思います。
ただ、いつまでも負のエネルギーが続いたり、ちょっとしたことですぐに負のエネルギーに襲われるようでは健康的ではありません(人も離れていく)。だから腸を整えましょうってことなんですが、「なんで腸なの?」を解説しますね。
腸を気遣うとなぜ心身によい影響を与えらえるのか
なぜ腸は心に影響を与えられるのか
感情のコントロールに関わるホルモンが腸で作られるからです(キッパリ)。そのホルモンは「セロトニン」と言います。「幸せホルモン」で聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「幸せ」ってのがなんだかふわふわしていますが、「感情のコントロールをする」とか「感情のバランスをとる」と言い方を変えれば、イメージしやすいかと思います。
「精神は腹部に宿る」という言葉もありますよね。腹が立つとか、心の内をと言う時に、「腹の内を…」と表現することもあります。腹を割って話そう!っていうのもそうですよね。で、これは日本だけの話しではなく、英語でも「gut feeling(腸の気分)」は「直感」を指す言葉として使われています。
英語でも腸を使って表現します
なぜ腸はお通じだけでなく、なぜカラダ全体にいいのか
腸は便を作って出すだけが仕事ではありません。腸を気遣うことで体にメリットがある理由は、ざっくり挙げて次の3つです。
腸が不健康になると、免疫力の7割を落とす可能性があるくらいです。免疫力が落ちるとあらゆる病を患ったり、治りにくかったりしますよね。お通じが毎日スッキリあったとしても、花粉症であれば、腸は健康とは言い難いでしょう。
腸は脳や肝臓、腎臓など、他の臓器と連携しているので、腸を気遣うことは、他の臓器を気遣うことにもつながります。
そして、血液は骨髄(にある造血細胞)で作られるというのがこれまでの常識でしたが(医師や看護師もこう学んできています)、腸(絨毛組織)でも血液が作られることがわかっています。
今やちょっとネットで検索すれば、難しい論文じゃなくて、それぞれで勉強されているお医者さんが書かれている記事に出会えますよ。
「お腹は冷やしたらアカン」「お腹を温めましょう」って言われますが、血が作られるところが冷えていたら大変ですよね! 健康に生きる上で血が大切なのは、西洋医療でも東洋医療でも基本のことです。
だから腸に魅力と期待を感じる人が増えている
だから、腸に魅力と期待を感じる人が増えているんです。便秘解消だけでなく、肌荒れやメンタル不調、8人に1人(!)が患っていると言われている慢性腎臓病、不眠、肥満…。
そして病気だけではありません。アスリートの便を集めて、研究している会社もあるんです!ぜひこの記事をご一読ください。
そしてもっと腸のことを学んでいきたい!腸もみもできるようになりたい!という方は、腸セラピスト養成スクールへどうぞ。
こちらは、セラピストを目指す人だけでなく、本当に「もっと腸のことを学びたい!ちゃんと知識を身につけたい!」という方が来られています。
開業がすべてではありませんので、お気軽にどうぞ!