- 「月1程度の腸もみでは、変化は得られない」とお伝えしても、時々のご来店で「よくならないんですけど」と言う人がいる
- 何をしたらいいですか?に対するアドバイスを伝えても「それはなかなか…」と実行されない
- 運動は頑張ります!でも、食事は変えたくありません!って言う人がいる
- 「腸内細菌の検査」の結果を伝えても、「でも、身体にイイモノ食べてるんですよ」と食生活を変えない
このような方が時々いらっしゃる中で、コンスタントに腸もみサロンに通われている40代前半の女性に、質問をしてみたんですね。
「こちらがご提案したことを素直に受け止めてすぐに行動されていますけど、なんでそんなふうにできるんですか」
もしかしたらこれって、腸活とか体質改善とかだけでなく、他のことでも同じような光景があるかもしれません。新しい仕事を覚える(教えてもらう)ときとか。
この40代前半の女性は、なんて答えられたと思いますか?私はこれを聞いて、何も言えなくなりました…。
ぐうの音も出ない!お客様の考え
なぜセラピストのアドバイスどおりに行動できるの?という質問をお客様にしてみました。こちらがアドバイスしておいて、「なんでそれができちゃうの?」という何とも変な光景ですが、何度もサロンに通っていただき、信頼関係を築いた上での質問です。
その答えは・・・
自己流で便秘が解消しなくて、これ以上何をしたらいいかわからないからここに来たので。ここに来た以上、言われたことをやるのは当然かと。
・・・ぐうの音も出ねぇ!!!!
ごもっとも。としか、言えなかったです。笑
しかもこれって、腸活に限った話ではないですよね。わからないから教わりに来た、相談に来た、話しを聞きに来た、、、なのに、その教え(答え、アドバイス)を無視するって、普通はあり得ません。時間が空いたときにだけ行く英会話教室で「全然上達しないんですけど」って言わないですよね(てか、言えない)。
お客様の言葉は、腸もみサロンで体質改善するとか、そんな領域を超えた話だと思います。何かを得るためにそこに行ったのであれば、ひとまずはそこでの話しを素直に聞く。応用は基礎が終わってから。理解したり、やってみたりしてから。
千利休が言ってた「守破離」
「守破離(しゅはり)」って聞いたことありますか。これは安土桃山時代の茶人として有名な千利休が詠んだ和歌に由来するといわれているのですが、簡単に説明するとこんな感じです。
- 守…とりあえず先生の話しを聞いて、教えや型を忠実に守る
- 破…忠実に守った基本を、ちょっと自分なりに工夫してみる
- 離…自分オリジナルを作って個性発揮!
もともと芸事を身につける際にこの3ステップが大切だよーと言われたのですが、体質改善においてもいきなり自己流はオススメしません。
人の身体はそれぞれ異なると言っても、解剖学や生理学的にみた場合、基本的には同じです。あまりに個人のこだわりが強すぎると、他の意見を受け入れられず、結果的に体質改善までの道のりがとても遠くなる方を何人も見てきました。
腸活の基本って何?
少なくとも気になる不調が改善するまでは、冒頭でご紹介した女性のように、定期的にサロンに通うのが一番ですが、近くにサロンがない方、定期的に通うのが難しい方には、『腸活の初級講座』がオススメです。ここには腸活の基本がつまっているからです。
講座の3分の2は座学ですから、オンライン受講も可能です。残りの3分の1は、腸もみ(実技)ですので、1度だけサロンに来ていただければ修了することができます。
あなたのご都合に合わせて開講できますので、お気軽にお問い合わせください。