「この不調の原因は冷えですね」って言われても、そんなに冷えていないんだけど…とか、この不快症状が出る前からも冷えはあった(なのにどうして今、この症状?)とか、「冷えが原因」と言われてもちょっと腑に落ちないことってないですか。
私はあります(笑)。でも、やっぱり「冷え」なんです。
「冷え」について誤解があるかもしれないので、まずこちらを確認しておきましょう。
- 体温が35℃台であれば体感がどうであれ、「冷え」確定!
- 「寒いと感じるかどうか」ではない
- 自分で触っても気づけない人もいる
ということで「冷えといってもなぁ」とピンと来ない方に向けて、私の経験談も交えて「それでもやっぱり冷えなんだよ!」ってことを改めてお伝えします。参考になれば幸いです。
風邪が治りきらない…背中を温める
風邪をひくのも、年に1回か2回というまるで一大イベントのような頻度なのですが、「もうちょっとなのに、なんだか治りきらないなぁ」というときは、背中を温めます。首の真下にあたる部分にカイロを貼るんです。本当は首を温めたいんですけど、私はタートルネックの洋服が苦しく(感覚的に)、またとっても似合わないことから持っておらず、家の中でマフラーするのも何なので、首のすぐ近くの背中を温めます。
「首が冷えているなぁ」という自覚があるわけではありません。頸には大きな血管があり、「風邪は首から入ってくる」とも言われるから温めるのです。
これは(私としては)効果も感じられますし、背中が温まるってのはとてもリラックスできます。首でも背中でも、オススメです。
ふくらはぎ~足首を温めて寝よう
夜、寝るとき、パジャマの裾が上がってこないようにレッグウォーマーをつけています。このレッグウォーマーをつけ忘れてそのまま寝てしまうこともゼロではないのですが、レッグウォーマーがあるときとないときでは、睡眠の質が違うんです。ぜひ試してみてください!
ふくらはぎは第2の心臓、ここが冷えるだけで様々な不調が起きます(腰痛とか便秘とか、あり得るんです)。
温める以外の冷え対策
カイロやレッグウォーマー、入浴などの温める方法は“耳にタコ”だと思いますので、ここではそれ以外の温める方法をご紹介します。
まず歩きましょう! とりあえず歩いて足を使いましょう。また積極的に階段なども使って、お尻や太ももといった大きな筋肉を使うことも大切です。
もう一つは、壁に手をついて構いませんので、まっすぐ立って、かかとの上げ下げをスローモーションくらいの感覚で行います。ふくらはぎの筋トレですね。腸活的には筋トレを勧めることってあまりないのですが、それでも筋肉が私たちの身体を支えています。熱を作ってくれます。
筋トレのポイントとしては“ゆっくり”行うことです。じわじわ動かして自重をかけることで、適度な負荷になるからです。
まとめ
あなたが自覚していようがいまいが、ほとんどの不調・不快症状の原因は「冷え」であることを覚えておいてくださいね。
そして腸もみが血流をよくする施術のひとつであることも、覚えていただけると嬉しいです。