腸もみに来られる方のほとんどが、便秘を解消したい!という動機でご来店になります。
サロンによってコンセプトはまちまちなので、ダイエット目的とか、花粉症対策とか、いろいろあると思うのですが、恐らくどんなサロンでも腸もみのメニューがあるならば、便秘にお悩みの方が来られるのは想像しやすいですよね。
一方で、便秘でも腸もみを受けようとは思わない人も、世の中にはいます。「通える範囲でサロンがないから」という理由ではなく、「薬を飲めば毎日出るから、それでいい」という発想ですね。
幸せ腸セラピー協会のブログをご覧の方は「いやいや、薬を減らした方がいいんじゃないの」というお考えだと思いますし、私もそう思うのですが、このブログでは、「なぜ薬で便秘解消するのではだめなの?」を、簡単にお伝えしていきます。「薬とは」の前の段階のお話しです。
内科での出来事
今から10年以上前のことです。腸活に出会う前からあまり薬を飲まず、風邪であれば気合と根性と栄養ドリンクと休息で治していたのですが、あるとき、どうしても治らないし、何をしていても熱でしんどい…!!!ということがありました。
同時は独身で一人暮らしだったので、これ以上ひとりで対処するのは限界だなと感じたので、近くの内科に行ったんですね。
そこで処方してもらった薬を、私はわずか1日で全て飲んでしまい、「あれ、1日分ってことある?」と不思議に思い、再度受診しました。
看護師さんが慌てて私にこう言うんです。「気持ち悪いとかないですか?大丈夫ですか?」
風邪をこじらせたしんどさはあるけど、この聞き方は“それ”ではないなぁ…という感じです。なんと1日1回×3日分の薬を私は(ぼーっとしていたので)、「朝昼晩」で飲んでしまっていたんです、通常の3倍!!!それで看護師さんが体調を確認されたんです。
このときは幸い、副作用などは起こらなかったですが、ぼーっとしていたとはいえ、内心怖くなったことは忘れられません(というか、看護師さんの慌てっぷりが余計に!)。このとき、健康に関する知識はゼロでしたが「薬って怖い」と思いました。
そもそも何でできている?
例えばカレーって何でできているか、答えられるじゃないですか。玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、牛肉…そしてカレールーは商品の箱を見れば、原材料名がずらりと書いてあります。(余談ですが、我が家ではカレールーを買わなくなりました!)なので、読めばわかりますよね。
では、お薬はどうでしょう。「これは咳止めです」「これは痛み止めです」とは言われるけど、何でできているかわかりません。
「これはビタミン剤です」といわれても、じゃあレモンの粉末ではないわけで、「それって何でできているの?」と腸活に出会う前の私はふと気になったことがあったんですね。
薬を否定しているのではなくて、人間は食べた物で作られていることを考えると、やっぱり薬はないに越したことはないなと思うんです。ゼロか100か、白か黒かという発想ではなく、なるべく薬を必要としない健康状態にしたいですね。
ということで、便秘などの不調がなくても、ただリラクゼーション目的でも腸もみはオススメです。リラックスする時間が本当になくなると(疲労が蓄積されると)免疫力が落ちますから、忙しい方ほど強制的にお休み時間を設けてみませんか。薬が必要になる前から、です。