大学でチアリーダー部に入部したのを機に、40代の今も細々とではありますがダンスを続けております。
チアリーダー部ではなかなか「楽しんで踊る」という域に達していなくて(今思えば。チアってめっちゃ笑顔だけど)、20代から30代前半まではスタジオに通いながら次のステージ(公演)に向けて仕上げていくので、お客様にお金を払っていただけるくらいのレベルにもっていくことが最優先、とはいえ、部活でやっていたときよりは経験も積んできただけに「楽しむ」ことを実感しておりました。
30代前半で一旦ダンスから足が遠のき、約7年ものブランクを経て、今お世話になっているスタジオに通うことに決めました。今は完成度よりも「楽しい」に重きを置いてマイペースに続けております。私にとっては最高の時間です。
なぜ、7年ものブランクを超えられたのかと、ダンスのよさ、「実はよくない点もある」というのを書いていきます。興味のある方はぜひ、お読みください!
ダンスの7年ブランクを超えられた理由
引っ越しとか仕事の忙しさとか、体験レッスンに行ったけどあわなかった…などの理由で、結局7年ものブランクが空いてしまいました。40歳を目前としているときです。
7年やっていなかったことを再開するには、このような葛藤を乗り越える必要がありました。
- 20代の若者と一緒にはやりたくない
- 初心者クラスはつまらない
- 経験者クラスにはついていける自信がない
- 7年空いている自分の実力はどれくらいかわからない
大人のクラスって結構あるんですけど、「初心者クラスには行きたくない」があったので、大阪市内のスタジオをネットで検索しては決められずにいたのです。
それでもあきらめなかった理由は、この2つ。
- 同級生と話していて「40代で運動習慣がなければ、その後はやらないと思う」と言う話題が出た(納得したし、周りは運動習慣があった)
- ずーっとダンスしたい!って思い続けているなら、絶対やらないと後悔する
タイムリミットは、40歳の誕生日を迎えるまで。そう決めて探していたら、今のスタジオに巡り合えたのです。
このスタジオではマンツーマン指導を受けることができるので、完全に私のレベルにあった内容になります。ダンススキルを向上させる意欲はさほどなく(いいのか笑)、楽しくかっこよく踊れたらいい!って感じだったので、体験レッスンのあとにそのまま申し込みました。
ダンスのいいところ、そうでもないところ
楽しそうなのは伝わると思うのですが、何がどういいのかを(私なりの考えではありますが)書いていきます。
ダンスのいいところ
なんといっても全身運動!!! 普段の生活ではあまり使わない筋肉も使います。どのジャンルでもインナーマッスルは踊っていく中で鍛えられますし、まさにこれを書いている今は背中の筋肉痛を味わっているのですが、心地よい疲労感です。
表現力も鍛えられますね。たとえば「右腕を上にあげる」という動きがあるとして、力強くあげるのか、しなやかにあげるのかでは、その動きは全く違います。次の動きがこうだから、右腕を上げるのはこれくらいにして…ということもあります。
身体でリズムをとること(跳ねること)は、ストレス解消に有効であると言われているんですね。ジョギングも、ウォーキングもそうです。あ、縄跳びもいいかも!(縄跳びのプロにお会いしたら、「大人はいきなり二重跳びやっちゃうけど、絶対できないからやめたほうがいい」っておっしゃってました 笑)
慣れないうちは「難しい!」と頭で考えてしまうかもしれませんが、集中して続けていくと、頭もリフレッシュする感覚になります。頭で考えて踊るのではなく、身体が覚えて動いていくので、デスクワークが続いたときなどのストレス解消としてはとても効果を感じます。
ダンスで気をつけたいところ
ヨガやエアロビクス、一般的に「体操」といわれるものは、左右同じように動かしますよね。右手をあげたら、次は左手。右にひねったら、次は左にひねる…というふうにです。
一方でダンスは、そうではありません。音楽の世界観(曲によっては歌詞の世界観)、音やリズムにあわせて表現するので、左右対称にという発想はありません。健康増進が目的ではないので、膝を酷使する動きもあります。
なので、踊り終わった後はしっかり丁寧にストレッチをして、身体のケアをする必要があります。健康面を考えると、ただ踊りさえすればいいというものでもないのです。
ケアが不十分で踊りっぱなしでいると、故障してしまうことがあります(経験談)。
ダンスは人と比べず楽しもう!
ステージに立つなら一定のレベルに達する必要はありますが、まずは好きなジャンルのダンスを心から楽しみましょう。
私のサロンには、フラを楽しまれている70代の方がおられます。
私が20代のころ、GIRL'sHIP-HOP(というジャンル)を習っていたのですが、そのスタジオに早く到着すると、おじさまおばさま方が社交ダンスを習われている様子を見学することができました。(一度挑戦したけど、私に二度目は訪れませんでした 笑)
「自分は踊れないけど、人が踊っているのを見るだけでも楽しい!」という方もおられます。
こうして楽しく身体を動かすことが、健康な心や身体を作るんじゃないかなと思っています。食べ物にこだわるのも大切ですが、全身を動かすのもオススメです。