デスクワークで一日中座りっぱなしのあなた、お腹がぽっこりしてきていませんか。
実は、長時間座り続けることで、お腹周りの筋肉が固まり、代謝が低下しやすくなります。
そんな方にオススメなのが、自宅はもちろん、会社でのオフィスワーク中にもこそっと簡単にできる「お腹もみ」です。
本記事では、お腹もみの効果や、デスクワークで固まったお腹をほぐす具体的な方法をご紹介します。たった数分のマッサージで、スッキリとしたお腹を目指しましょう!
デスクワークでお腹が固まる原因ともみほぐしの効果
長時間座ることで起こるお腹の悩み
まずは、そもそもなぜ長時間座ることでお腹に関する悩みが出てくるのかを解説します。原因がわかれば対策もしやすいですからね。
筋肉の活動低下:座っている間は、お腹周りの筋肉はほとんど使われずに休んでいる状態になります。筋肉は使わないと硬くなりやすく、血行が悪くなってしまいます。
ちなみに長時間座りっぱなしだと腰痛になりやすいのも、これですね。お尻の筋肉がどんどん硬くなると、腰痛につながります。
内臓への圧迫:長時間座っていると、どうしても姿勢が悪くなってしまうことから内臓が圧迫され、腸の動きが鈍くなってしまいます。腸の動きが鈍くなると、消化不良や便秘の原因となり、お腹が張って硬く感じられることがあります。
姿勢の悪化:長時間同じ姿勢でいると猫背になったり、骨盤が後ろに傾いたりしてしまいます。
姿勢悪化は見た目の問題だけでなく、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなり、免疫力低下に繋がりかねません。呼吸が浅いと、イライラしやすいというのもあります。
お腹もみがもたらす嬉しい効果
筋肉の活動低下は代謝の低下にも繋がりますし、内臓の圧迫は便秘にも繋がり、それらは血行不良にもつながります。呼吸が浅ければ血流もよくなりません。
お腹をもみほぐすことで、これらにアプローチすることができるので、今何も症状がなかったとしてもデスクワークをされている方はぜひ、お腹をもむ習慣をつけていきましょう!
デスクワーク中にできる!簡単お腹もみ3ステップ
腹式呼吸:内臓が集まっている腹部をいきなりもみほぐすのはオススメしません。まずは腹式呼吸をして、心身をリラックスさせましょう。ストレスの自覚がなかったとしても、パソコン業が続くと交感神経が高まりますから、時々腹式呼吸を心掛けてください。
鼻から3秒で吸って、口から7秒かけてフーっと息を吐ききります。息を吸ったときは、下っ腹や腰のあたりに空気を入れるイメージです。
おへその周りをもみほぐす:姿勢を正した状態で、おへそ周りをもみほぐしてみましょう。仰向けの方がやりやすいですが、やらないよりは断然マシです!人差し指・中指・薬指を使うとやりやすいかと思います。
肋骨の近くをほぐす:こちらも仰向けの方がベストですが、肋骨の下をほぐしてみましょう。肩こりやストレスがあると、全然指が入らないかもしれません。力でぐいぐい押すのではなく、気持ちいいなぁと感じる程度に行ってください。
お腹もみを習慣にするコツと注意点
毎日続けるための工夫
完璧な形を目指してきちんと取り組むというよりは、なんとなくお腹を触る、お腹をなでる、お腹をもみほぐすというのをやっていく方が、習慣になりやすいです。「なんちゃって」から始めてみましょう。
もみすぎに注意!適切な強さとは?
いいことでもやりすぎには注意です。何事もほどほどに、ですね。気持ちいいなぁと思う程度の強さにしていただき、あまり長時間は行わないようにしましょう。
デスクワークの合間であれば、1分程度をこまめに触るだけでOKです。
効果を上げる工夫
デスクワークの人が腸もみの効果を上げるには、時々立ち上がって歩くことが望ましいです。
かといって、そんな用事もない…という場合もあるかと思います。ですので、せめてお昼ご飯は仕事用のデスクを立ち、場所を移動するとか、昼休みの内はなるべく歩くとかしてください。
また、お昼ご飯は炭水化物を多く取り過ぎない、最初に口にしないことが、腸活につながります。(午後の眠気も変わりますよ)
デスクワークで固まったお腹は、簡単な心掛けで改善できる可能性があります。
本記事で紹介したお腹もみを習慣にすることで、健康的な体づくりにもつながります。ぜひ、今日から始めてみませんか。