体調不良といえばインフルエンザが流行ったりする冬ですが、本格的な花粉シーズン到来まで、実はあとわずか。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…花粉症の症状に悩まされる日々がやってきます。準備、いや対策はできていますか。
つらい花粉症の症状を少しでも軽減するためには、早めの対策が大切です。
「体質改善は少なくとも3ヵ月はかかる」というのは健康や美容業界ではよく言われることです。
今回は、花粉症対策として冬から始められる体質改善について解説します。
働き盛りの方でも無理なく続けられる具体的な方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
花粉症の原因と体質改善の関係性
花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が原因で起こるアレルギー反応です。一度アレルギー体質になると、毎年同じ時期に症状が出やすくなります。しかし、体質改善を行うことで、アレルギー反応を抑え、症状を軽減できる可能性があります。
実は私は30歳になる前くらいのとき、ものすごい花粉症でした。鼻水も涙も大洪水。朝方はくしゃみとサラサラした鼻水で目を覚ましたものです。ただ、「それ以降、ずっと花粉症です」というわけではないんですね。
体質改善には、免疫力の向上が重要です。免疫力が低下すると、花粉だけでなく、さまざまなアレルゲンに対して過敏に反応しやすくなります。
冬の間から規則正しい生活を送ったり、バランスの取れた食事を心がけることで、免疫力を高めることができます。
花粉症対策に効果的な冬の過ごし方
冬の間から花粉症対策を始めるためには、以下の点に注意して生活を送ることが大切です。
睡眠:質の高い睡眠は、免疫力向上に不可欠です。毎日同じ時間に寝起きし、7~8時間の睡眠を心がけましょう。
食事:バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンCやE、β-カロテンなどの抗酸化作用のある栄養素を積極的に摂取しましょう。緑黄色野菜、果物、海藻類などを積極的に取り入れましょう。
ちなみにひどい花粉症になったとき、私は朝も昼もパンやパスタといった小麦製品ばかりを食べていたように思います。
運動:適度な運動は、血行を良くし、免疫力を高める効果があります。ただし、激しい運動は避けてください。ベストはウォーキングです。
ストレス管理:ストレスは、免疫力を低下させる原因の一つです。ストレスを溜めないように、リラックスできる時間を作りましょう。
そしてこれらは結局「腸活」につながることなんです。
腸活で花粉症対策
いつだったか、「花粉症にはヨーグルトがいい」と言われたことがありました。あれは要は、腸内細菌を整えようということで、腸内環境が免疫力に直結していることがわかっているからなんですね。
ただ「腸内環境を整えるために摂るべき食材は何か」というと、人に寄りますので、ヨーグルトを食べても花粉症になってしまった方もおられるでしょう。ビフィズス菌が増えすぎてもよくないので、いくらいいと言われても、一点集中で食べるのはオススメしません。
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腸内細菌検査の特徴摂りたい食品、控えたい食品がわかる栄養を吸収する力がわかる代表的な腸内細菌の割合と、それが多いのか少ないのかがわかるよくない細菌を知り、予防につなげられる例えば「腸内細菌Aが少ないため、ヨーグルトをもっと食べましょう」と判...
食事や睡眠などの生活習慣に関することは上に書いた通りです。特に睡眠不足は免疫力の低下につながります。
余裕をもって寝室に行き、仰向けになって腸もみをしましょう。5分でもお腹をなでるだけで構いません。
腸もみ含む腸活に取り組んだことで、薬を手放せなかった花粉症や鼻炎で悩まれた方が、薬を手放せたり、ティッシュ箱を手放せたりという報告をいただいています。
まとめ
花粉症対策は、早めの準備が大切です。冬の間から体質改善を行い、免疫力を高めることで、花粉症の症状を軽減できる可能性があります。
規則正しい生活、バランスの取れた食事、適度な運動と寝る前の腸もみなどを心がけ、快適な春を迎えましょう。