パターン別!冷え対策
末端型冷え対策
手先足先が冷たい方ですね。交感神経が高ぶっていることが考えられますので、リラックスする時間を積極的に確保していきましょう。
また、地味ではありますが、手をグーパーグーパーと握ったり開いたりすること、足も同じように足湯でグーパーするのはとても有効です。手足ともにしっかり指先を使うように意識します。素足になって、足指で床に置いたタオルを手繰り寄せられますか?高齢者向け体操ではよくあるものですが、足の指を使えていないのは高齢者だけではありません。
そしてふくらはぎをよくほぐす事、肩こりを解消することも、末端冷え症改善に役立ちます。末端だけに焦点を当てずに、そこに近いところもケアが必要なんですね。
下半身型冷え対策
お尻から下の筋肉を鍛えましょう!階段の上り下り、スクワット、大股で歩くなど、やや負荷をかけて筋肉をしっかり使っていきます。
下半身を鍛えることは、全身の7割の筋肉を鍛えることに相当します。腰痛がある方は、お尻が冷えて固まっていることが多いので、まずは手で届く範囲をしっかり擦ってほぐします。擦るだけでも意味がありますので、寝る前に横になったついでにやってみてください。
内臓型冷え対策
他のパターンでもオススメですが、特に内臓型冷え性(お腹が冷えている人)は、腸もみが一番!そのほかは、姿勢をよくして、インナーマッスルをしっかり使うこと、腹式呼吸をすることもいいですね。糖質の摂りすぎに注意が必要です。
全身型
上に書いたことの中からできることをこまめにやっていきましょう。ただし、筋トレのような負荷をかけることはオススメしません。ここに該当する方は、体力がない人が多いので、まずはリラックスすること、身体によいものを食べて、よく寝る事…生活習慣の見直しが先です。
冷えを放置すると起こる不調
「冷えは万病のもと」と聞いたことはないですか。
一見、冷えとは関係なさそうな不調(病気)につながることも十分あり得ますので、日常生活を送れているうちからケアが必要です。人間の身体じゅうを血がめぐっています。この巡りが悪くなると、どんな不調が起きても不思議ではありません。便秘や腰痛も、冷えから起こり得るのです。
私が実践した冷え対策
例えば東急ハンズに行ったら、汗がドバドバ出そうなパッケージの入浴剤を買ってみたり、身体は疲れているのに足先が冷たくて寝付きが悪いという夜を過ごしたこともあります。
そんな私がいちいち冷えに悩むことがなくなったのは、何を実践したからなのか。参考になるかわかりませんが、書いていきますね。
- コツコツとジョギング(仕事があっても夜に6キロくらい走ってました)
- パンやパスタを減らした(腸活に出会ってよかった!)
- 五本指ソックスを履いた(しっかり指が使えている感覚がある!)
- 夜はきちんと入浴(シャワーで済ませている限り、冷えは治らなさそう…)
いずれも「そんなことは知っている」と言われそうですが、実践できていますか。実践している方は、続けられていますか。
体質改善するまで続ける、これは冷えに限らず何に対しても共通して言えることです。
今はもうジョギングはやっていませんが、当時は夏でも冬でも走っていました(夏はナイトラン!気持ち良かった!)。
長距離を走ると疲れてきて、姿勢が悪くなるじゃないですか。前のめりのような姿勢になりがちですよね。そこをぐっと踏ん張って姿勢を保つと、腹部の筋肉が鍛えられますし、当たり前ですが呼吸がしやすくなるので、走り続けることができるんです。
たぶん同世代女性の中では筋肉がある方だと思ってて(笑)、これが冷えから自分を守れているのかなと思っています。
冷え対策を探している方へ
これさえすれば!という方法は、残念ながら存在しません。
冷たいものを控えて温かいものを食べて…というのもいいですが、温かいものを食べて温まるのはその一時ですよね。そもそも「食べて良くなろう」という発想自体が、ただの食いしん坊じゃないですか。笑
食べ物を受け入れる器(身体)を作っておくのが先です。そのために、できることをコツコツやるだけ。
腸もみがいい理由は、血管がたくさん集まっている腸をもみほぐすから、全身ポカポカしてくるんですね。ぜひお試しください。