とても興味深いお話です。
タイトルのとおりですが、「気質」というと、なんとなく生まれつきのもので、後からは変えられないものというイメージがありませんか。
「私ってそういう気質だから」なんて言われた日には、何も言えません。
ところが、後でご紹介する京都大学のサイトによると「質の中でも、不快情動やストレス反応の個人差は、後の問題行動や精神疾患と関連することが知られており、」とあるように、諦めることも決めつけることもないのですね。
例えば教室の中で座って先生の話を聞ける児童と、そうでない児童がいます。同じ年齢でも、です。
そんな場面で、腸セラピスト目線ではこのように考えます。
家庭でのしつけというより食生活からの影響
家庭での躾、親の躾とひとことで片づけてしまうと先に進まないなと思っていて、幼児期から家庭でどのようなものを食べてきたかというのが結構影響していると私は考えます。子供は泣くものですが、耳を覆いたくなるようなギャン泣きをしょっちゅうする子供は、甘いものを早いうちから与えられている傾向になるなと見ています。これを大人に置き換えると「キレやすい」という状態です。
個性は大事、でも他人と関わって社会で生きていく上では協調性もとても大事ですよね。
そこで感情をコントロールする力が必要になるのですが(我をなくすという意味ではなく)、それをしてくれるのがセロトニンという腸で作られるホルモンです。
生まれつきの性格と思いきや、食生活を変えれば性格も穏やかになった、キレやすいのがマシになったという事例はよくあります。
2024年9月に公開された京都大学のサイトを貼り付けておきますので、ぜひご覧ください。