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行動にも腸内細菌が関係している?青学ランナーに見られる腸内環境の特徴

2025/04/04
行動にも腸内細菌が関係している?青学ランナーに見られる腸内環境の特徴
2025年1月28日に配信されたニュースで、このようなタイトルの記事が出ました。

《母親から子へと伝播する「腸内細菌」》健康のほか、脳の発達や行動にも影響 箱根駅伝優勝の青学の選手に“特徴的な細菌”が多いという調査結果も


このブログでは紹介した記事の要約を簡単にお伝えしようと思います。

記事に書いてあること

腸活
今回紹介する記事には、次のようなことが書いてあります。

興味のある部分だけでもいいので、ぜひ読んでみてください。
難しい専門用語は少ないので、読みやすいかと思います。

  • 遺伝だけじゃない! 親から子へ受け継がれる「腸内細菌」の重要性
  • 腸内細菌は第二のゲノム! 健康や性格、脳の発達にも関与
  • 驚きの研究結果! 青学駅伝チームの強さの秘密は腸内細菌にあった?
  • 腸と脳は密接な関係! 腸内環境を整えることの重要性
  • 腸内細菌をコントロールして健康寿命を延ばそう!

気質と腸内細菌フローラ

幸せ腸セラピー協会のスクールやブログなどで、常々私は「感情のコントロールと腸内環境はかかわりがある」と伝えています。
今回紹介した記事の中に、このような一文がありました。
昨年9月に国際学術誌『Developmental Psychobiology』に掲載された京都大学大学院教育学研究科などの研究では、3~4才の日本人幼児284人を対象に、気質と腸内細菌叢の関連を調査した結果、恐れや悲しみ、怒りといった不快情動の表出や制御に、その幼児の腸内細菌の多様性や構成の違いが関連していることが報告された。(https://news.yahoo.co.jp/articles/48d1cd3028fc1cd4bcfeed3508685eac33714f00?page=1
イソギンチャクは腔腸動物といって、脳がない生き物です。腸が脳の役割を果たしています。
そこで興味深い一文がこちらです。
人間においても腸は腸、脳は脳と独立して機能するのではなく、実は腸が脳をコントロールしているとの研究が多く、近年は自閉症や認知症、パーキンソン病やアルツハイマー病といった脳の機能と関連する病気を、腸内細菌が引き起こす可能性が指摘されています。(https://news.yahoo.co.jp/articles/48d1cd3028fc1cd4bcfeed3508685eac33714f00?page=3
ちなみにパーキンソン病の超初期症状は、便秘と不眠ともいわれているのですが、便秘も不眠も腸と関係があります。どの切り口から考えても、これらの病気は腸と関係があると思っています。


運動と腸内細菌の関係

腸や腸内細菌がかかわるのは、消化吸収だけの話ではありません。

アスリートの便を集めて研究している株式会社AuBのセミナーを受講した際に、アスリートは一般生活者と比べて酪酸菌が多いと聞きました。酪酸菌は、免疫力に関わる細菌です。その酪酸菌とは別の、ある日和見菌(バクテロイデス)が青学ランナーの腸内細菌に多く棲息していて、それが3000mのレースタイムが速い人ほど、その菌が多いとのことです。パフォーマンスの向上に、腸内細菌が関わっていることがわかります。

最後に

後出しじゃんけんみたいでアレなんですけど、ここに書いてあることの全てが、なにもここ最近になってわかってきたことというわけではありません。


例えば、母親からの影響というのは、クローズドなセミナーなどでは前々から言われています。予備知識の量が様々な不特定多数の人に向けてネットなどでそのようなことを言ってしまうと、中には自分を責めてしまうお母さんが出てくることが想定されますので、クローズドな場で丁寧に丁寧に伝えられるのです。


健康の情報を得るには、アンテナを張って取りに来てくださいね^^

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