便秘や下痢、不眠や生理痛……なんとなく生活に影響を及ぼしている身体の不調。これらをどうにか治したいと思われている方がとる行動として、2つのパターンがあるなと思います。
腸活に限らず、そして健康に限らず、例えば、「英語を話せるようになりたい」といったものも、同じような2パターンに行きつくのではないでしょうか。
そして各分野のプロのほとんどは、そのうち1つを絶対的に勧めてくると思います。
私は正直なところ、悩みやニーズの程度の差で、2パターンの取り組みのどちらになってもいいんじゃないかと考えています。
…ちょっともったいぶりました。笑
悩みを改善したり、こうなりたい!と思ったとき、取り組み方の2パターンとはどんな方法があり、それぞれのメリットとデメリットを考えてみましょう。
体質改善に取り組む方法2パターンとは
腸セラピストのスクールと腸もみサロンを運営していますが、どちらも腸活に関心のある人が来てくださるのですが、その性質は異なります。
それと同じように、腸活に関わらず、体質改善を図る方法として次の2パターンがあると気づきました。
- 自分で学んで実践していくタイプ
- プロにお任せしたいタイプ
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
自分で学んで実践したいタイプ

腸活の本を買ったり、腸活や栄養などのセミナーに参加したりして、自身で学び実践していきたいタイプ。
知的好奇心を満たすのが好きな方、自分でやってみたい!という気持ちの強い方、健康情報に関心の高い方に多い印象です。
腸セラピストの資格取得講座に来られる方のすべてが、セラピスト活動を目指されているわけではなく、ご自身やご家族の健康を守る知識と知恵を身につけたいという方もいらっしゃいます。
- メリット:一生モノの知識やスキルなどが身につくので、今後の何かしらの体調不良にも対応できる。
- デメリット:学んだことで達成感を味わってしまうと実践に結びつかないので注意。また健康に関する情報は膨大にあり、常に研究されているため、学んだことで改善されなかった場合、終わりがないように感じてしまう。
プロにお任せしたいタイプ
腸の講座を受けるのではなく、サロンに行って施術を受けて改善を図るパターンですね。
各分野のプロのほとんどが、このパターンを推奨すると思います。なぜなら、独学よりも圧倒的に早く効果実感できるからですね。また、講座は一般的な話や様々なパターンを聞くのに対して、プロに身を任せた方が、客観的に自分のことだけを見てもらえるから近道だと考えられます。
- メリット:客観的にプロが見立てることで、自分に合ったベストな方法で改善に向かえる。
- デメリット:予防するという概念がつきにくい。
腸活に取り組むにはどうしたらいい?

冒頭でも書きましたが、私は自力で取り組むのでも、プロに任せるのでも、どちらでもいいと思います。
それでもひとつ、意見を申し上げるなら、「両方のイイトコ取り」ができるとベストですね。
以前、私が提案することをすべてしっかり取り組まれるお客様がいらっしゃいましたので、「提案しておいてなんですけど、なんでそんなに素直に実践してくださるのですか」と伺ったことがあります。
というのも、例えばお水を飲む量を増やしてくださいということにしても「ついクセでコーヒーばっか飲んじゃって…」とか「いや、たかが(腹式)呼吸くらいで…」と返される方もおられるからです。
そしたらお客様は、こう返されました。
「自力で改善しないから麻紀さんとこに来ているのに、麻紀さんの話を聞かない選択肢がそもそもない」とのことでした。その時のことをブログに書いています。
知識×プロの力を上手に活用しよう
便秘がどれくらい慢性的に続いているか、そもそも普段の生活習慣はどうなのか…それらは人によって異なるので、「一度は講座を受けた方がいい」とも「プロに任せた方がいい」とも言い切れません。
学ぶことが好きな方もいらっしゃいますし、ちょっとお腹を触られることには抵抗がある…という方もいらっしゃるでしょう。
幸せ腸セラピー協会では、どちらのパターンでもお役に立てることができます。
あなたにあった腸活に巡り合えますように!